ダルトンハイウェイからベトルスへ
ダルトンハイウェイのディートリッチリバーにかかる橋のたもとからスタート。氷河が削った山の谷あいを流れていく。流速はそれなりに速く、瀞場と早瀬が交互に続く。時折、ダルトンハイウェイとパイプラインが見え隠れする。川下りのレベル的には、難しい所はないが、初めての人が下るなら、ちょっとがんばらないといけないという所が2〜3ヶ所ある。途中10mくらいの高さの崖が、両岸に交互に続く場所がある。コールドフットを過ぎたあたりから、徐々に山が離れていき平野部が見えてくる。チャップマンアイランドからしばらくの間は20mくらいの崖が両岸に交互に現れる場所が続く。そのあと、川のなかに岩がポコポコ転がっている場所が続く。ノースフォークとの合流点からはいわゆる下流域の風景と流れ。中洲、島が増える。川は曲がりくねり、岸を削りながらゆっくり流れていき、べトルスに至る。全体で3泊4日の川旅が可能。ベトルスまで行かなくてもディートリッチリバーにかかる橋、あるいはそのちょっと下流の橋からワイズマンまで4〜5時間、昼をはさんで1日コースの川旅が楽しめそう。道路が所々で交差してるので、割りに安心でもある。自分が下った時は、空は山火事の影響で煙っていて、川は雨のせいで濁っていたが、その数週間前に友人が下った時は「クリスタルブルー」だったらしい。秋はかなり良さそう。

















