
カナダのビッグサーモンリバーを下っている途中、黒い雲がみるみる上空を覆い、急に強風が吹き始めました。とても漕いでいられないくらいの風だったので上陸すると、辺りの木々が風にあおられてバキバキと倒れていきました。後で知ったことですが、付近で森林火災があったそうです。


アラスカやユーコンの川を下っていると、かつて森林火災のあった森を見かけることがあります。



燃えて木肌が黒くなった木がまばらに立つ森で最初に花を咲かせるのがファイヤーウィード。焼けた木の黒とファイヤーウィードの鮮やかなピンク目に焼き付いています。